河海工学水理実験場は、大阪市立大学工学部土木工学科河海工学研究室の研究施設として、大和川河川敷内に設置されていた旧実験場(総面積11,150m2)を、同河川の改修工事に伴い昭和62年4月末に現在の位置に移転、新築(総面積5,380m2)されたものである。
大水深海域における波・流れに関する海岸工学的問題や沿岸域における水質・水理環境の保全に関する研究等、時代の要請に対応できるような大波浪・大水深用大型造波水槽、波と流れを同時に起こしうる波・流れ共存水槽、潮流・潮汐の実験も可能な多目的平面水槽など、高度な機能性を有する水理実験施設を備えている。
本学が所有する水理実験施設は、日本国内の大学における水理研究施設としては最大規模を誇る。
さらに2000年より同敷地内に環境水域工学研究棟(通称:生物棟)が建設され、都市部沿岸域や干潟など現地で採取した水や泥などの分析も可能となり、本施設によって、海岸・港湾・海洋を対象とした広範な基礎的および応用研究を迅速かつ効率的に行うことができる。
大阪市立大学 学内マップ (水理実験場および生物棟は10番)
実験施設の概要
研究棟・生物棟
水理実験用水路
- 大型2次元造波水槽
- 波・流れ共存水槽
- 中型2次元造波水槽
- 多目的平面水槽(波浪・流れ・潮汐)
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