台風21号の被害調査に行ってきました(9/10調査)
引き続き,9/10に堺~岸和田間の被害調査に中條・梅田が行ってきました.
旧堺港の水門には高潮到来時に閉門している間に付いたと見られる浸水痕跡が残っていました.
水門の余裕高としてはまだ十分あったのではないかと推測されます.
築港新町では9/5の調査時にも確認していましたが,明瞭な浸水痕跡が残っており,各企業の敷地内への浸水もあったことが確認できました.
さらに北側では護岸の破損や柵の倒壊も顕著でした.
道路を挟んで反対側の柵にも道路高で2m超の浸水痕跡がありました.
その裏の土手には高波のRun upと思われる浸水痕跡が残っていました.
泉大津港のフェリー埠頭でも浸水痕跡が見られ,写真のように津波想定と高潮想定の予測水位との比較ができました.
出島漁港,忠岡町などの沿岸では船舶,桟橋の被害もありました.