愛媛県南伊予の水害後状況視察に行ってきました

9/2に中條,白井,三宅が7月豪雨の被害状況視察に行ってきました.

約2か月が経っているにもかかわらず,未だ生々しい被災跡が幾つも見られました.

国道197号線の崩壊

肱川に沿って走る国道は増水による洗堀によって崩壊が見られました.

鹿野川ダム下流の橋梁基部破壊

鹿野川ダム直下の橋梁基部も洗堀により被災し,未だ復旧作業が続いていました.

掲示板に残された水位マーク 道の駅 清流の里ひじかわ

道の駅の営業が再開されたのは視察日の直前でした.しかしながら,今も断水で部分営業状態です.

おいしい肱川ラーメンを提供していた一つのレストランは閉店を余儀なくされていました.大変残念です.

斜面崩壊による通行止め

野村ダム直下の水路越流による被災痕跡

ただし書き操作により放水した野村ダムの水路の両岸には越流による被災痕が残されていました.

伊予市野村441号線の道路橋に残る痕跡

肱川越流部に残る被災痕跡

野村のまち中には今も越水による被災の跡が多く残っています.

災害の傷跡には心が痛みました.また,当時の恐ろしさを想像し,どのような対策が必要なのかを考えながら歩きました.

帰りに遭遇した強雨の後に見られた大きな虹

 

被災地では稲穂が実り,災害の後も生活がしっかり続いていることを見て,私たちも励まされました.

また,視察途中では通り雨のような強雨に見舞われました.

ただ,その帰り道では大きな虹を見ることもでき,南伊予の自然の美しさにも学ぶことができました.